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私たちが提供したものは、料理だったのか
前回の続き この出来事は、その後の私の仕事に大きな影響を与えた。 なぜ、ご夫婦はあれほど喜んでくださったのだろう。 料理が特別だったからだろうか。 もちろん、美味しい料理を提供することはレストランとして大切なことである。 しかし、それだけではなかったと思う。 お子様メニューそのものが、ご夫婦を感動させたわけでもない。 ご夫婦が本当に求めていたものは何だったのだろう。 おそらく、 「娘と一緒に東京ディズニーランドへ来て、家族三人で食事をする」 という時間だったのではないだろうか。 それは、本来なら実現できなかった時間である。 私たちが提供したものを、商品だけで見れば「料理」である。 しかし、ご夫婦が受け取ったものは料理だけではなかった。 家族三人で過ごす時間であり、思い出であり、体験だった。 この経験を通して、私は強く感じるようになった。 感動は、モノそのものから生まれるのではない。 その人にとって意味のある体験から生まれる。 同じ料理を食べても、すべての人が同じように感じるわけではない。 誰と食べたのか。 どんな場所で食べたのか。 なぜそこを訪れ

Masayuki Sato
8月14日読了時間: 5分


人は、何に心を動かされるのか
ホスピタリティを意識した時

Masayuki Sato
8月10日読了時間: 3分
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